BNR34用ディフェーザーステーキット完成しました。
BNR34Vスペックに装備されている、ドライカーボンのディフェーザーのステーですが、融雪剤や経年劣化でこのように朽ちてきている車両があります。
ここまでの状態になると流石にブラスト処理してサビをとっても強度的に復活はできません。
さらに問題なのはこれらのステーがディフェーザーごとの購入でないと手に入らないことです。つまり現在の価格ですと100万円近くの費用をかけて本体ごと交換するしかないわけです。 そこでステーを製作いたしました。 パウダーコートは、 塗膜は高強度で、耐候性、耐食性、耐薬品性に優れています。 塗膜が硬くて厚く、伸縮性もあり紫外線による色あせもしにくいです。また、 ブレーキパットの鉄粉が刺さりにくのとブレーキフルードで剥がれたりせず、強度が高いので足回りのパーツに使用した場合、飛び石などによる傷がつきにくいので、サビの原因ができにくいので結果錆びにくい塗料です。 通常の塗料とは違い、パウダーの言葉どうり「粉」を電気的に密着させ、200度程度の釜で焼付ることにより粉を溶かし化学反応にて密着硬化させます。 塗装の仕上がりは、ボディ下につくパーツとして後方車両などから見えた場合に違和感のないようにパウダーコート半艶仕上げとしています。 またステーの厚みも純正の約2倍としています。 ステーキットは画像のステー6点セットです。純正と同形状ですので、純正ステーを取り外し交換するだけです。 ボルトナットは汎用の物を使用されるか、オプションにてステンレスボルト、ナットを販売させていただきます。 |
さらに純正のディフェザーにはあと3点ステーが付いていますが、こちらは純正でもかなりの肉厚があり、再利用可能な場合がほとんどですので、制作しておりません。
その為、別メニューとしまして、ステーを送っていただければ、ブラスト処理後にパウダーコートにて処理して再生させていただきます。
上写真のようなかなり見た目がひどく、ここまで錆びている状態のモノでも、
ウェットブラストをかけることで、サビのみをほぼ完全に取り除くことができます。(下写真)
その後パウダーコートします。(下写真)
もとのサビの状態により表面にサビ跡の凹凸は残るものの、純正よりはるかに耐久性の高い状態として復活できます。
このような凹凸のある素材でもパウダーコートであれば、塗料を静電気の力で素材の表面に付着させるので、パイプや網状の複雑な形状の素材にも均一で高性能な塗膜形成が可能なので最適です。
同時にディフェーザーのリフレッシュも可能です。 ディフェーザー自体を洗浄し、再度クリアー塗装にて復活させます。 |
裏も表も洗浄後、補修、UV対策用クリア塗装して仕上げました。(下写真)
本来ドライカーボンはここまで平坦ではなく、繊維の組織が浮き出ています。 この仕上げレベルは個人の好みによるところですので、もっと塗膜を薄くすることも可能です。 |
当店のステーキットと純正ステーのウェットブラスト、パウダーコート仕上げ済みを取り付けます。
取り付けボルトはステンレスを使用しています。
キットのみの販売、純正ステーの処理、ディフェーザーごとのリフレッシュ、また車両ごと持ち込んでいただき、下回り防錆処理との併用など同時に色々なメニューを施工させていただくことも出来ますので、ぜひご相談ください。
BNR34ディフェーザーステーキット(6点)パウダーコート仕上げ 45,000円(税別)
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純正ステー、ウェットブラスト、パウダーコート処理 25,000円(税別)~
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ディフェーザーのリフレッシュなど |